ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2011.5.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東ミ地方が非常事態
国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が米軍により殺害された翌日に、東ミンダナオ地方では非常事態が宣言された。国軍東部ミンダナオ司令本部のアーサー・タバクエロ中将は、「ビンラディン信奉者らが報復攻撃に出る可能性を軽視できない」とした上で、特に都市部では国警と連携して警戒するとした。
一方、国軍西部ミンダナオ司令本部のレイモンド・フェレール中将は、イスラム過激派アブサヤフの残党が活動拠点としているとみられるスルー、バシラン両州を中心に情報収集活動を強化している、と明らかにした。また、サンボアンガ半島地域でも拉致事件などが起きる可能性があるとして、情報収集にあたっているという。(5日、ビジネスミラー)