ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2011.5.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
英王室に招かれて
英王室のロイヤルウエディングに、比人としてただ1人招かれたバコロド市出身のアラセリ・リリー・ピッシオさんは、「幸せとさびしさが入り混じった」心境を披露した。ウイリアム王子とキャサリン妃は結婚式の後、ピッシオさんらが待つ王室ゆかりのクラレンス・ハウスに姿を見せた。王室の従業員らが待つ列の中にピッシオさんを見つけた王子は、「やあ、リリー」と大声を上げ、肩を抱いて2度キスをしたという。「感激で何も言えなかった」とピッシオさん。
ピッシオさんは、かつて子守役として王子の身の回りの世話をした。しばらく故ダイアナ妃にも仕えた。「結婚式で王子の立派な姿を見て涙が出たが、ここにダイアナ妃がいたら、とも考えた」という。(3日、インクワイアラー)