ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2011.5.9|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
アジア開銀が調査
アジア開発銀行(ADB)は、地域技術助成(RETA)プログラムの対象候補の一つであるビサイヤ地方イロイロ市バロタクビエホ町で、1週間にわたり現地調査を行った。同町の社会サービス強化計画の実効性や、地域社会への貢献度を精査するため。ADBコンサルタントのラウル・ゴンザレス氏を団長とする調査団が、テュパス町長らから計画の詳細について聴取するとともに、助成により恩恵を受けることになる集落も訪れた。
RETAプログラムは、ADB域内の発展途上国の経済開発をいわば草の根レベルで支援する狙いを持つ。とりわけネットワークの拠点構築などに力を入れており、比のほかにはインドネシア、タイ、韓国などが対象となっている。(2日、ブレティン)