ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2011.5.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
臨床試験の質向上を
セブ市の医療観光事業の推進を求める声が地元観光業者などから上がる中で、貿易産業省(DTI)の中部ビサヤ地方事務所は、地元の医療施設の質と信頼性を上げることが先との見解を表明した。
アステリア・キャベレテ事務所長は「セブをアジアの医療観光センターにするには、まず臨床試験室についてDTIの認定を受ける必要がある」と話す。
DTIの認定事務所(PAO)では、臨床試験室についての認定基準を設けており、その検査結果により不適格な治療が行われていないか、病気の長期化や病死を招いていないか、などを審査する。
この認定基準は貿易の促進を定めた国際標準化機構(ISO)の国際規格に基づいているという。 (26日、ブレティン)