ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2011.4.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
カダフィ支持集会
フィリピンのイスラム教徒7千人超がミンダナオ地方南ラナオ州マラウィ市で集会を開き、リビア動乱についての決議を採択、アラブ連盟(本部カイロ)とイスラム諸国会議(OIC、本部ジッダ)宛てに送付した。
集会に集まったのは、リビアの最高指導者カダフィ大佐を支持するグループ。多国籍軍によるリビア爆撃に反対し、アラブ連盟とOICに対し、「全イスラム世界のために確固とした立場」をとるよう求めた。
アラブ連盟とOICは、先にカダフィ大佐退陣を求めて立ち上がったリビア市民を守るため、リビア領空域を飛行禁止とする措置を支持する姿勢を表明していた。集会では国連に対しても、直ちにリビア介入をやめるよう要求した。(4日、ブレティン)