ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.4.11|気象 災害 (nature)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
漏水率やや改善
セブ都市圏水道(MCWD)の2010年の漏水率は28%で、09年の30%から若干改善した。MCWDのデルコ総支配人補によると、改善率は2%ながら、水量で140万立方メートル、金額換算で980万ペソに当たる。この金額は1立方メートル当たり7ペソとする原価ベースで、実勢料金1立方メートル当たり25ペソで換算すると、3500万ペソに相当する。
MCWDでは漏水を「無収入水(NRW)」と呼び、これまでもNRW対策を実施してきた。漏水の主な原因は水道管の老朽化で、対策には漏水箇所を見つけ、水道管の取り替え工事をすること。首都圏地区のNRWが11%であるのと比べ、MCWDのNRWは高く、さらなる漏水対策が求められている。(4日、ブレティン)