ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2011.2.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
海中投棄の麻薬で逮捕
大統領府麻薬取締局(PEDEA)は28日、コカイン1キロを300万ペソで販売しようとした東サマール州ボロンガン居住の2級巡査(43)を危険薬物所持容疑で現行犯逮捕した。
PEDEAは逮捕の1週間前、同巡査がコカインを隠し持っているとの情報をつかみ、おとり捜査を仕掛けた。レイテ州カンダフグ・バランガイ(最小行政区)の取引現場に仲間1人と現れたところを捕らえた。コカインは固形で、2009年に中国船籍の貨物船がサマール島沖合で海中投棄した約2トンの一部と見られている。
PEDEAは警察と共同で投棄されたコカインの回収を進めており、これまでに556キロを押収した。同事件で警官の逮捕は初めて。(1日・インクワイアラー)