ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2011.2.7|気象 災害 (nature)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
水害危険地区を指摘
2時間弱で平年の平均雨量の10倍の豪雨を浴びたセブ、マンダウエ両市では洪水と小規模がけ崩れが発生、災害事態宣言を出した。鉱山地球科学局の中部ビサヤ事務所は、先に実地調査した洪水危険地区に関する報告書を再点検するよう各自治体に要請した。同報告書には調査に基づく危険度指数が示されている。
アルブロ同事務所長によると、セブとマンダウエ両市の排水施設のぜい弱さ、河川、運河が廃棄物などで流れが阻害されている状況などから、高度の水害危険地域に指定されていた。
さらに同所長は、セブ市ではカサンバガン、ラバンゴンなど5バランガイ(最小行政区)、マンダウエ市ではスバンダク、オパオなど7バランガイを最も危険地域と指摘した。 (1月31日・ブレティン)