ハロハロ
大手ポータルサイド・ヤフーが集計した「2010検索ワードランキング」によると、パソコンで今年、最も検索されたキーワードは3年連続して「ユーチューブ」だった。ニフティなど同業サイトの集計でも、ほぼ同様の結果が出ているが、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件の映像流出事件で、さらに知名度を上げたのではないか。NHKも「ユーチューブ」を使って過去に放送された「特集」の無料配信を始めている。
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「ユーチューブ」と並んで今年のランキングで共通するのは「ツイッター」の躍進ぶりだという。ヤフーでは前年の圏外(100位)から一気に8位に浮上した。投稿字数が140字に限定されているが、携帯利用者が書き込みに使う「〜なう」が今年の「新語・流行語大賞」のトップ10にも選ばれた。簡単な外来語だが、「NAW」や「ナウ」でなく、ひらがなの「なう」だから受けたと説明している。
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グループ仲間で「ツイッター」を始めてから1年近くたった。中身は、たわいない話ばかりだが、落書き気分で結構楽しい。水道管水漏れ事故で150万円請求された話や、阪神の来年のカレンダーに「幻の11月31日」が刷り込まれた出来事などが飛び交う。「ユーチューブ」や「ツイッター」などは一昔前は考えもつかなっかた。最近は民間告発サイドが米外交公電を次々と公表し大騒ぎになる時代でもある。(富)