ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2010.12.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
有機農業を推進
東ネグロス州バコロド市で2日開かれた有機農場祭で、農務省のプヤット次官は、国内の有機農業を推進のため2011年に9億ペソの予算を割り当てると明らかにした。
また、同次官は東ネグロス州が有機農業推進のため他州の範となる先進的な役割を果たしているとし、その具体例として黒砂糖生産を挙げた。
国連食糧農業機関(FAO)によると、06年の有機農業産品は推定で400億ドルとみられるが、12年には700億ドル規模になると予測されている。
同次官は、こうした世界的な有機産品への需要拡大の傾向に触れながら、「わが国の農業従事者、加工業者、輸出業者いずれにとっても、絶好の機会」と、対外向け農産品の拡大に期待を表明した。(4日・インクワイアラー)