ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2010.8.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
経済特区で太陽光発電
フィリピン経済の成長を阻害する要因に関し、産業界などは不安定かつ不十分な電力供給の厳しい現状を指摘している。電力不足はミンダナオ地方でも深刻で、これが外資系製造企業などの対比進出に二の足を踏ませている。
サンボアンガ市サンラモンに造成されたサンボアンガ経済特区も例外ではなく、企業誘致に向けて最も懸念されているのが電力不足。この窮状を改善しようと乗り出したのが、香港を拠点とする太陽光発電会社のエンフィニティー・アジア・パシフィック社。
同社の計画によると、この経済特区にまずは10メガワット用の発電設備を半年以内に完成させ、進出企業に供給するとともに、余剰電力はサンボアンガ市に提供するという。(24日・ブレティン)