ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2010.8.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中国市場を狙
セブ州の家具製造業界が今、「世界経済のけん引役を果たす中の市場を狙え」を合言葉に、輸出拡大を目指している。同業界は従来、米国および欧州諸国を主要マーケットに据えてきたが、欧米諸国での景気停滞で輸出が思うように伸びず、戦略見直しを迫られていた。
そこで同業界が着目したのが、2ケタ成長を続け、世界経済を引っ張っている中国の市場。幹部の一人は「業界の生き残りには大胆な方向転換が必要。今がその時で、中国市場をターゲットにすべきだ」と語り、旧来のデザインから脱却し斬新性を求める必要性を強調した。その一環として同業界は欧米、シンガポールなどで活躍している比人デザイナーとの協力強化などを図るとしている。(24日・サンスター)