ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2010.8.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
違法薬物使用者ゼロ
サラ・ドゥテルテ市長が違法薬物の取り締まりを優先事項に掲げるダバオ市でこのほど、警官たちが任意による薬物検査を受け入れ、その結果、「薬物使用者ゼロ」とだったことが分かった。同市長は前同市長の父親が9年間にわたって実施してきた違法薬物禁止策を踏襲、市長就任直後に今回の任意検査を提案した。今回の結果に同市長は「市の麻薬対策の効果が現れた」と歓迎、同検査を今後も継続実施する方針を示した。
同提案で対象となったのは市警察所属の警官ら約1500人で、7月26日に一斉テストを受けた。同市長は検査結果に満足し、「法を執行する者は市民に模範を示さねばならない」と述べるとともに、「清潔なダバオ市づくりを共に進めてほしい」と呼び掛けた。(25日・サンスター)