ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 305字|2010.4.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
安心タクシー目指す
豪腕政治家として知られるドゥテルテ市長のダバオ市は、観光客誘致に向け優良タクシードライバーの育成を進めている。フィリピンでは料金メーターをごまかしたり、乱暴運転をするドライバーが多く、特に外国人観光客には評判が芳しくない。
そこでダバオ市のタクシー運行協会はこのほど、観光客が安心して利用できる「優良タクシー運転手養成計画」を決め、ドゥテルテ市長の協力も得て、早速実行に乗り出している。
まず第1に取り組んでいるのが、運転手採用条件の厳格化。過去の交通違反歴などを厳しくチェックする。同協会ではこうした取り組みで、市内を走る約4千台を「安心タクシー」に変えたいとしている。(16日・ビジネスワールド)