ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2010.4.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
身障者保護を目指す
東ネグロス州ドクマゲティ市のシリマン大学はこのほど、身体障害者、中でも子供と女性の同障害者保護に向けた取り組みを進めるため、国家警察や人権保護団体などとの間で「専門家養成」に関する取り決めに調印した。
同大学が特に力を入れるのが、女性および子供の身障者たちが犯罪に巻き込まれるのを事前に防ぐ取り組み。このため同大学は、警察官らを対象とした講座を開設、身障者情報の的確な収集、関係諸機関との連携強化などを図る。こうして得られた情報を国家警察のデータベースに保存するシステム開発も進めることにしている。
さらに、聴覚障害者の保護に向け手話習得講座も開き、警察官らの業務円滑化と同障害者の人権保護強化を図るという。(18日・ブレティン)