ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2010.3.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「市長の夫が黒幕」
今年2月、セブ州サンフェルナンド市内で起きた女性実業家射殺事件で、同女性の父親がこのほど、「事件の黒幕で、娘を殺させたのは同市長の夫だ」とする宣誓供述書を地元警察に提出した。これに対し同市長夫妻は、「濡れ衣」と容疑を完全否定している。
地元警察によると、この女性はラライン・ホレさん(32)=当時=で、同月17日、男性に銃で撃たれて殺された。
容疑者はほどなく逮捕されたが、ララインさんの父親は「黒幕は娘と不倫関係にあった同市長の夫、リカルド・レルヤ」とする宣誓供述書を出した。根拠として父親は、「関係を清算しよとした娘を市長の夫が脅していた」と主張、警察当局に捜査を急ぐよう求めている。24日・サンスター)