ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2010.2.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
拉致被害の神父が復帰へ
昨年10月11日に拉致され、1カ月後に解放された英国人のシノット神父(80)がこのほど、南サンボアンガ州パガディアン市の教会に戻り、布教活動を再開させる意欲を示した。しかし、教会側が活動を認めるかどうかは、まだ分かっていない。
同神父は施設内に侵入した武装集団に拉致され、200万ドルの身代金が要求された。しかし、同年11月12日、サンボアンガ市近郊で解放され、無事保護された。その後、同神父はいったん母国に戻り、約2カ月間、静養していた。
同神父は高齢ながらも、パガディラン市での布教活動再開に意欲を燃やし、教会側もその熱意を尊重するとしているが、実際の復帰がいつ実現するかは不明。(26日・サンスター)