ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2010.2.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
妨害行為に抗議
5月10日の統一選を前に、イロイロ市ではトレニャス市長陣営と対抗勢力のゴンザレス陣営との泥仕合が続いている。26日には同市長が中央選挙管理委および国家警察に書簡を送り、ゴンザレス陣営による妨害行為取り締まりを強硬に申し入れた。
トレニャス市長によると、同市長の息子4人が火事被災者への救援物資支給活動をしていた際、ゴンザレス陣営の警護員で現職の警察官が活動を激しく妨害した。
今回の選挙で同市長は同市の下院選挙区に出馬、ゴンザレス一家の長男と議席を争う。市長選では両一家の長男同士の戦いとなり、激しい有権者獲得争いを展開。火災などがあると、被災者の歓心を買うため、救援と称するさまざまな売り込み工作を行っている。(27日・サンスター)