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1月18日のまにら新聞から

ハロハロ

[ 642字|2010.1.18|社会 (society)|ハロハロ ]

 インドネシア料理が取り持つ「縁」で、当地で暮らすインドネシア人たちとの交際の輪が急速に広がっている。きっかけは、先にも書いたマカティ市レガスピ・ビレッジの日曜市場に出るインドネシア料理屋台。その存在を知ってからこの1カ月半、9回連続で同屋台に通い、トリ肉を中心とするインドネシア料理を味わっている。もうひとつの楽しみが屋台にやって来るインドネシア人たちと知り合えること。ジャカルタからの駐在員、IT関連企業の出張者、留学生……。母国の現状や当地での暮らしぶりなどに話の花を咲かせる。

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 そのうちの一人がマニラ市の5ツ星ホテルで財務部門を取り仕切っているAさん。比人女性の同屋台経営者が、夫人、子供2人と一緒に来たAさんを紹介してくれた。当地滞在5年目だが、「フィリピン語は全く駄目」と柔和な顔で話すが、鋭く、リアリティー豊かな「宿泊者観察眼」はさすがで、示唆に富む。今は電子メールを通じ、インドネシア関連の「生情報」を頻繁に伝えてくれる。

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 そのAさん情報でマカティ市内にインドネシア料理店があることを初めて知った。早速、食べに行き、そこで知り合ったのがインドネシア大使館員のBさん。国語教師の資格を持ち、大使館が開く比人対象の「インドネシア語講座」を担当しているという。その時も教え子の若い比人男女と一緒で、母国について「課外授業」の最中だった。次はどのようなインドネシア人と出会えるのだろうか。日曜日の訪れが待ち遠しい。(道)

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