ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2009.12.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
警官の配転に批判
マギンダナオ州で起きた大量虐殺事件への関与を疑われる警官31人がこのほど、同州からカガヤンデオロ署に配置換えされた。これに対し、同市選出のロドリゲス下院議員は、「カガヤンデオロ署は問題を起こした警官の『捨て場』ではない」と発言、配転措置に強い不満の声を上げた。
関係者によると、31人は交通取り締まり部門に属し、新天地となるカガヤンデオロ署でも当初は、交通整理を担当する部署に配属される予定。
今回の配転に関し、市民の間からも批判や不安の声が出ていることに対し、コンスタンティーノ市長は「31人は疑惑が固まったわけではない」とした上で、「配転は、当地が実施している規律回復計画が評価された結果」との考えを示した。(21日・サンスター)