ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2009.12.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
副市長選に立候補
豪腕政治家として知られるダバオ市のロドリゴ・ドゥテルテ市長は1日、予想されていた下院選出馬を急きょ変更、副市長選への立候補届を提出した。市長選出馬を決定している娘のサラ現副市長がこの日、同市長の代理として出馬届を出した。
同市長選ではドゥテルテ市長の政敵、ノグラレス下院議長がすでに立候補届を済ませている。副市長選立候補は、サラ候補の当選を確実にし、ドゥテルテ一家のダバオ市政支配を狙っている。
提出に当たりサラ副市長は「父の出馬変更を今日知った。その可能性もあったので、驚きはなかった」と話す一方、ノグラレス議員については、「古い体質を持つ政治家で、新風は起こせない」と切って捨てた。(1日・サンスター)