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　来年５月の統一選に向けた立候補届け出は１日深夜に閉め切られたが、東ミサミス州カガヤンデオロ市の市長選では「同姓」の候補が２人いることが分かり、投票時の混乱が懸念されている。

　市長選で有力視されているのが、与党ラカス・カンピＣＭＤから出馬のロランド・ウイ氏。ところが、１日になり同じ「ウイ」姓の男性が立候補届を提出、関係者を慌てさせた。後発の「ウイ」氏の名はジャスパーだが、有力候補のウイ陣営は「同姓者出馬の狙いは有権者の間に混乱を起こさせること」と非難するとともに、「金で雇われての出馬だ」と怒りをあらわにした。　

　これに対しジャスパー氏は「市政に新風を吹き込みたい」と主張、混乱目的の立候補説を否定している。（３日・サンスター）