ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2009.11.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ごみ埋め立て地で火災
イロイロ市にあるイナヤワンごみ埋め立て地で13日、火災が発生し、消防隊が大挙して出動する騒ぎとなった。同埋め立て地では今年4月にも火災が起き、約1週間も燃え続け、呼吸障害を訴える住民が相次いだ。今回の火災は16日までに鎮火したが、相次ぐ火災に住民の間からは同市の埋め立て地管理の不備に批判が高まっている。
面積11ヘクタールに及ぶ同ごみ埋め立て地は、年々増え続けるごみの処理に苦心するイロイロ市には不可欠な存在。しかし、ごみ運搬用車両や収集職員の不足などから、ごみの分別作業が徹底せず、発火しやすいごみもそのまま埋め立て地に運ばれている。
同市は4月の火災を教訓に、「未分別ごみの回収拒否」を宣言したが、守られていない。(16日・サンスター)