ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2009.11.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
試合中、百貨店は閑散
国民的英雄のボクサー、マニー・パッキャオ選手のタイトルマッチが有料TV中継された15日、東、西ネグロス州内のデパートやスーパーなどでは客足が途絶えた。
関係者によると、西ネグロス州バコロド市内の百貨店などでは、日曜日にもかかわらず、試合中には客の姿はまばらで、売り場は閑散状態に。
対照的に、パッキャオ戦を有料TV中継したホテルや映画館には、最高で650ペソという高額入場料にもかかわらず、多くの市民が詰め掛け、同選手が演じた見事なTKO勝利に酔いしれた。
バコロド市内のベイズセンターに集まった観戦者数は7千人にも達し、同選手が勝ちを収め、レフリーがその手を高々と上げると、場内には観戦者らの大歓声が響きわたった。(16日・サンスター)