ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2009.10.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
栄養不良児童に牛乳
西ネグロス州北部サガイ、カディス、ヒママイラン各市などでは、貧困から栄養不良に陥っている児童に牛乳が配給されている。社会保険事業団(SSS)が資金を出し、同州政府・自治体や国軍などが協力している。
教育省統計によると、2008年、サガイ市では52校に通う小学生2万1449人のうち約30%に当たる6480人が栄養不良とされるなど、同州内の栄養不良児童数は全国平均を上回っている。
小学校就学前の児童の約13%も栄養不良状態にあるという。
今回の牛乳配給は5週間続けられ、児童たちは週に3回牛乳の支給を受ける。昼食時の野菜支給も始まり、州政府は10年中の栄養改善を目指している。(13日・サンスター)