ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2009.8.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
豪腕政治家として知られるドゥテルテ・ダバオ市長はこのほど、「行政監察院から『停職命令』が下る可能性がある」と明らかにした。アロヨ現政権と一線を画している同市長は先に、与党の重鎮、ノグラレス下院議長と関係するノグラレス公園の取りつぶしを決定した。これが同政権関係者たちの怒りを買っているという。
公園取りつぶし問題では行政監察院が既に、同市の技術部門の責任者ら3人を「不当決定」を理由に停職処分が下している。
ノグラレス公園は市内ケソン大通り沿いに造られていたが、用地の有効活用を名目に取りつぶしが決まった。ドゥテルテ市長は「ノグラレス議長はわれわれのあら探しと報復に懸命」との見方を示している。 (12日・サンスター)