ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2009.8.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
母親の権利擁護を
南コタバト州ゼネラルサントス市でこのほど、母親の権利擁護、青少年の非行防止などをテーマに会議が開かれた。「平和を願う母親の会」の主催で、女性の人権擁護活動ら多数が出席、家庭と社会の安定には「母親の力とその権利擁護」が不可欠との点で一致した。
参加者の1人で弁護士のラカップさんは、「母親や児童に対する人権侵害状況は危険水域に達している」とした上で、「被害を受けた母親たちを積極的に救済する組織が必要」と訴えた。
「平和を願う母親の会」の創設メンバーでもあるカサブエナ同市議も「母親こそ家庭をまとめ上げる中心人物」と指摘、続けて「平和な家庭が平和な社会をつくる」と述べ、母親の権利保護の必要性を強調した。(4日・サンスター)