ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2009.8.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
大統領を「養子に」
アロヨ大統領は7月27日、任期最後の施政方針演説を行ったが、セブ市当局者たちは大統領の業績自慢の同演説を「素晴らしい内容」と絶賛、中でも感激したオスメーニャ市長は「大統領をセブ市の『養子』にしよう」と市議会に呼び掛けた。
大統領は約1年半前、セブ州内で東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議を開催するなど、セブ市などにさまざまな恩恵を与えてきた。
それを重視するオスメーニャ市長は「大統領はインフレ防止に成果を挙げた」などと、口を極めてその業績をたたえた。そして、ついには「大統領をセブ市の『養子』に迎えよう」との発言まで飛び出した。同発言に賛同する市議会議員は多く、大統領との「養子縁組」が実現しそうだ。(28日・サンスター)