ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2009.7.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
さらに人骨など発見
人権委員会(CHR)のデリマ委員長は14日、ダバオの処刑団の死体遺棄第2現場で、新たに人骨などが見つかったと述べた。5、6日の発掘に続き11日、同市マアの射撃場内の第2現場で令状に基づき発掘が実施され、デリマ委員長も立ち会った。今回の発掘場所は、第1現場の隣接地で3つの洞穴があり、人間の腕の骨、大腿(だいたい)骨、銃創痕のある頭蓋骨が発見された。ほかにも偽造とみられる車のナンバープレート3枚、口径の異なる複数の銃弾なども発掘した。
CHRが新たに確保した証人によると、射撃場後背地の丘にある農園も処刑団の死体遺棄場だった。同人は処刑団の元実行犯で、5、6年前、処刑団による犠牲者の遺体を同地に埋めたと自供したという。(15日・スター)