ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2009.6.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
スルーに高級リゾート
スルー州当局は紛争疲弊地域という汚名返上のため、州都ホロ町沖合の小島に五千万ペソを掛けて超近代的リゾートを建設する構想を明かした。タン知事が二十一日、明らかにした。ホロ町の西十キロの沖合に浮かぶパンリマ・タヒル島のビーチに水上スポーツ、ダイビング、球技コートなどレジャー施設を建設、客室百室以上のホテルも併設する計画。
同島はホロからボートで十分という至便距離にあり、リゾート施設建設で国内、海外からの観光客を誘致しようという。地元特産の衣類や工芸品などの販売センターもつくる。さらに芸術家村や情報通信(IT)センターを造成、利用客の利便を図る方針。計画実現で、地域の平和と秩序回復に役立てるのが狙いという。(22日・ブレティン)