ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 302字|2009.6.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
井戸水汚染?2人死亡
ビサヤ地方東ネグロス州南西部のバサイ町でこのほど、下痢症状を訴える住民が相次ぎ、二人が死亡、二十人が入院する騒ぎが起きた。
厚生省の同州事務所によると、同町カバラヨンガで三日夜、男性(33)と少女(14)の二人が激しい下痢とともに、脱水症状を起こし間もなく死亡した。
同事務所が検査したところ、同バランガイ住民の間に下痢症状がまん延しており、脱水症状の住民二十人が病院に運ばれた。
調べによると、同バランガイに水道はなく、住民たちは飲料水などを井戸からくみ上げ使っている。同事務所は汚染源の特定を避けながらも、集団下痢発生は汚染された井戸水を飲んだためとみている。(9日・インクワイアラー)