ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2009.6.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
警官を殺人罪で送検
国家捜査局(NBI)北ラナオ州イリガン支署はこのほど、国軍兵を射殺した罪で、国家警察イリガン署所属のグアダルーペ三級巡査を起訴した。
それによると、同巡査は五月十日夜、イリガン市内で起きた発砲事件の捜査に出動した際、検問所を突破しようとした車両に向け、45口径拳銃で銃撃した。車両は近くの建物に衝突、停止したが、車内から銃弾を受けた国軍兵が見つかり、間もなく死亡した。
目撃者によると、発砲当時、グアダルーペ巡査は酒を飲んだ状態で勤務、近づいた車両に対し無差別に発砲したという。しかも服装は短パンにサンダル姿で野球帽をかぶっていたという。同巡査は一年前にも別の殺人事件で逮捕されていたことも分かった。(9日・サンスター)