ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2009.4.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ネグロス島で観光開発
ドクラノ観光長官はこのほど、かつては「飢餓の島」とも呼ばれたネグロス島で観光開発を積極的に進める考えを明らかにした。その第一候補に挙げたのが、ビサヤ地方の最高峰で東、西ネグロス両州の境にそびえるカンラオン火山。標高は二、四六五メートルあり、手つかずのまま残されている大自然が魅力。
同長官は、「カンラオン火山は比の最高峰、アポ山(同三、一四四メートル)にも匹敵する観光資源を有している」とした上で、山ろくを開発すれば、バギオやタガイタイと肩を並べる観光名所に生まれ変わる」と強調。
同長官は開発に向けた第一歩として、エベレスト(中国名チョモランマ)初登頂に成功した比登山隊から知恵を借りたいとも述べた。(21日・サンスター)