ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2009.1.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
高波で14戸全壊
東ネグロス州東部のアムランとサンホセ両町でこのほど、満潮と低気圧が重なって発生した高波で計十四戸が全壊した。死傷者はなかった。
州災害対策本部によると、高波は十日午後十一時ごろ、タノン海峡に面したアムラン、サンホセの両町に相次いで押し寄せ、海岸近くに立っていた十四戸を全壊させた。
災害対策本部は高波被害発生時間より約一時間前に「高波注意報」を発令していたため、被害家屋の住民たちは安全な場所などに避難し、人的被害を免れた。
被災者の多くは零細の漁民たちで、近くのカトリック教会施設などに避難している。クルス・アムラン町長は「高波の被災者たちには生計維持の漁船なども失っており、支援金を提供する」と述べている。(12日・サンスター)