ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 300字|2008.12.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マンゴー生産減少
ミンダナオ地方南部ミンダナオでのマンゴー生産量は今年、前年比で五〇%も大幅に減少するという。
同地区のマンゴー協会のアントニオ会長によると、最大の原因は雨量が例年以上に多かったこと。その結果、散布した農薬が流され、マンゴーが実を付ける前に花が落ちてしまったという。
このため同協会は経費節減も兼ねて、生産農家に対し、農薬散布を控え、従来からの「自然農法」へ積極的に切り替えるよう指導しているという。
また、同会長によると、生産農家からのマンゴー買い取り価格は低水準にとどまっているにもかかわらず、日本、香港などを相手とする輸出業者は高価格で売りさばいているという。(23日・ブレティン)