ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2008.12.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セクハラ疑惑の教師自殺
教育者が自らの教え子にセクハラを働く事件は日本でも起きているが、南ダバオ州ディゴス市でこのほど、教え子である二人の女子生徒からセクハラ容疑で訴えれていた五十四歳の男性教師が、同市内の自宅で自殺しているのが見つかった。
この教師は同市の名門公立の南ダバオ高校で、長年にわたって物理を教えてきたが、今年八月、女子生徒二人が「同教師からセクハラを受けた」と地元警察に訴え出た。
同市検察局が男性教師を呼んで事情を聴くなどしていた。起訴には至っていなかったが、今月十一日、同市キリノ地区の自宅で、45口径拳銃を使い、自らの胸を撃って死んでいるのが発見された。警察が動機および拳銃の入手先などを捜査している。(16日・インクワイアラー)