ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2008.12.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
住民投票で買票横行
レイテ州タクロバン市でこのほど、アロヨ政権が同市を「高度発展都市」に認定したことへの是非を問う住民投票が行われ、その際、賛成、反対両陣営が陣営有利に向けて買票行為を繰り広げていた。
現政権は、人口が二十万人以上、年間歳入が一億ペソを超える地方都市を「高度発展都市」と認定。人口二十一万七千人、歳入五億ペソのタクロバン市は同認定の仲間入りをした。
しかし、同認定が正式決定するには住民投票で「賛成多数」を獲得しなければならない。このため賛成、反対両陣営の支持者が有権者の自宅を戸別訪問しては現金を渡し、自陣営側への投票を依頼するなど、激しい買票戦を繰り広げた。結果は年内に判明の予定。(16日・インクワイアラー)