ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2008.11.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
けがにもめげず完走
マラソン中、交通事故に巻き込まれ頭部から出血したにもかかわらず完走、優勝した女性ランナーに称賛の声が挙がっている。
サンボアンガ大学四年生のマリア・グレース・デロスサントスさん(21)は九日、カガヤンデオロ市で開催されたマラソン大会(21キロ部門)に出場。有力な優勝候補だった。
ところが先頭で折り返し地点を過ぎた直後、大型トラックとぶつかった警護オートバイに追突されて道路に転倒、後頭部から出血するけがを負った。
それにもかかわらず立ち上がったマリアさんは残り約十キロを完走、一時間三十分五十三秒の記録でゴール、見事に優勝した。その「不屈の精神」に驚きと称賛が寄せられている。(10日・サンスター)