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　豪腕で知られるドゥテルテ・ダバオ市長はこのほど、交通事故や同違反などの弱みにつけ込んでは、市民からわいろを取っていた悪徳交通取締員たちの一掃に乗り出し、目に余る行為を働いた者は辺境地に左遷するよう地元警察に要請した。

　それによると、交通事故を起こした際、わいろを要求されるケースが相次ぎ、市長の元に多くの苦情が寄せられている。同市長は「市民の安全を守るのが取締員の任務。わいろ要求は許せない」とカンカン。

　ドゥテルテ市長は地元警察に対し、悪徳取締員を人手の足りない辺境の駐在所に左遷するなど、責任をとらせるべきだ」と主張。地元警察はこれを受け入れ、大規模な人事異動を実施するという。（14日・インクワイアラー）