ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 305字|2008.10.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
NPA掃討に成果
アロヨ政権が二〇一〇年五月までの任期中に、比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の壊滅を目指している中、サマール島を管轄する陸軍第八師団のタバクエロ師団長(准将)はこのほど、同島内でNPA支配下に置かれているバランガイ(最小行政区)数が今年九月までに、百七十八から百五十に減ったと明らかにした。
同師団長によると、面積七千平方キロのサマール島内には計四千三百九十のバランガイがあるが、そのうちNPA支配下は三・四%にすぎないという。
NPA支配バランガイ数が減った理由として、タバクエロ師団長は①国軍による対NPA掃討作戦の成功②対象バランガイでの住民懐柔策の効果︱︱を挙げた。(13日・ブレティン)