ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2008.10.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
違法賭博がまん延
ビリラン州で三けたの数字を当てる違法賭博がまん延し、エスピナ同州知事が「州民の生活に悪影響が及んでいる」と懸念、「警察は厳しい取り締まりを」と訴えている。
違法賭博は「ピック・スリー」「スリー・ディジット」と呼ばれ、当たり番号は公式ロトくじで選ばれた三けた数字が基になる。
州知事によると、国家警察の同州警察本部長が交代した今年六月以降、経済不況も重なり、州民の間で違法賭博がまん延し始めた。
若者から年寄りまで、州民の多くが「一獲千金」を夢見て違法賭博にのめり込み、せっかくの稼ぎを注ぎ込んでいる。ほとんどが外れで、生活をさらに苦しくしているのが実情。州知事は「警察は厳しく取り締まるべきだ」と訴えている。(8日・ブレティン)