ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2008.8.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
抜き打ち検査
屋台や行商の売る清涼飲料、アイスクリームなどの安全性が問題化する中、セブ市議会はこのほど、同市保健部に路上や学校周辺で売られる同商品の抜き打ち検査の実施を求める法案を可決した。
起案者のパカニャ市議によると、セブ市では最近、発ガン性物質を含むとされる人工甘味料がインドネシアから輸入されていることが発覚した。同甘味料は安価な上、少量で甘さが出るため、行商人らが売るジュース、アイスキャンデー、アイスクリーム、などに使用されている。
約十一リットルのジュースに甘味をつける場合、同甘味料百五十グラム(三十五ペソ)を使えば、十分な甘味をつけられるが、通常の砂糖ではそれが二キロは必要で、価格も七十四ペソと倍以上になるという。(1日・ブレティン)