ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2008.8.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
酔って決闘、共倒れ
南ダバオ州サンタマリア町でこのほど、酒に酔った農民の男性二人が口論となり、ボロ(山刀)を持ち出して決闘となり、互いに傷つき死亡した。
地元警察によると、同町キダダン・バランガイ(最小行政区)に住むこの二人ははじめ、仲良く酒を酌み交わしていたが、ささいなことから口論を始めた。まず、六十歳の男性が持っていたボロで六十二歳の相手に一撃を加えた。
相手は深手を負ったが、それでもひるまず、同じくボロを取り出して反撃、何度か切りつけた。互いに受けた傷は深く、結局、二人は出血多量により、その場で死亡したという。
警察は、二人が死亡したため、この「決闘」を事件として処理するのを見送った。(2日・ブレティン)