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　マグロ漁業の大基地、ジェネラルサントス市ではディーゼル油の高騰で悲鳴が上がっている。マグロ業界指導者によると、ディーゼル価格は昨年平均、一リットル当たり三十七ペソだったのが、最近は同五十三ペソに上昇、漁獲物の利益率は二五︱三〇％から五︱一〇％に急落した。一部の業者はマグロ船団では母船以外の小漁船をＬＰＧ使用に切り替えることも検討しているという。

　コストの急上昇で、マグロの市場価格が上がるのは当然で、現在、一キロ当たり百︱百五十ペソで取引されているのが二百キロ以上になるのは時間の問題のようだ。特にさしみ用の上物では同二百八十ペソになるという。漁船が出漁を控えるので、今年の漁獲量は昨年より二六％落ちている。（６日・サンスター）