FBI・イン・スルー
[ 320字|2008.3.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
カシム・スルー州警察本部長によると、米連邦捜査局(FBI)の担当官がすでにスルー州に滞在、国軍と国家警察要員に情報収集についての教育訓練に当たる。FBI捜査官の人数については明かさず、比側で六カ月間、情報収集と対テロ訓練を受けるのは三十五人であると述べた。
訓練場所は同州ホロ町ブスブス・バランガイ(最小行政区)にある第三海兵旅団本部だという。米軍は過去六年間、国軍将兵に対テロ作戦の教育訓練を実施してきた。スルー州では東南アジアの国際テロ組織、ジェマ・イスラミア(JI)の爆弾専門家、ドゥルマティン容疑者らがイスラム過激派、アブサヤフ集団に庇護されていた模様だが、同容疑者の生死が最近、問題になっている。(28日・インクワイアラー)