政府米を混ぜて暴利
[ 313字|2008.3.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ市議会は二十六日。食糧庁、貿易産業省、セブ市市場局に対して、政府米の販売状況を監視するよう要請する決議を採択した。一部の悪質な米穀取引業者がコメを隠匿退蔵したり、安い政府からの放出米を他の銘柄米に混ぜて、不当な利益を得るのを防止するよう訴えている。さらに、食糧庁が地域タスクフォースを設置して、コメ監視官に隠匿行為を取り締まろうとしている事自体が、政府による早急な対応の必要性を裏書きしていると述べた。
パカニャ市議は「状況が悪化しないうちに、食糧庁は公共の利益を守るような手立てを取るべきだ」と強調、一部業者の荒稼ぎを放置すれば、コメを主食としている貧しい消費者がますます不利になると述べた。(28日・サンスター)