ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2008.3.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ人意識を刺激
NBN︱ZTE疑惑の内実を上院で証言したロサダ氏がこのほど、セブ市を訪れ、演説の中でカトリックのセブ教区を「大統領府の教区」と呼んだため、猛烈な反発が起きた。普段は仲の悪いガルシア州知事、オスメーニャ・セブ市長がそろって、「セブ州民への侮蔑に等しい」と発言。特にオスメーニャ市長は「マニラ人は破壊に精を出しているが、セブ人は建設に精を出している」と反マニラ意識をむき出しにした。
地元選出の下院議員やラジオ局のニュース解説者もビダル大司教にわびるべきだとロサダ氏非難の大合唱に加わった。事の起こりは、ビダル大司教がロサダ氏のためのミサ挙行を禁じたといううわさが広がったためだが、同大司教は否定している。(19日・サンスター)