ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2008.3.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
結婚が減少傾向
サンボアンガ市では二〇〇二年から〇七年まで結婚の届け出が急速に減っている。同市登記局によると、婚姻は二〇〇年に三千三百三十五件あったのに、〇五年には二千八百十四件、〇六年は二千六百四十七件、〇七年は二千七百六十五件と三千件台を割り込んだままになっている。ただし、婚姻届が必ずしも受理されるとは限らず、〇七年には三千三十八件の申請があったという。
エリアス市登記局長は、結婚が減ったのはテレビの影響が大きいと話す。テレビが結婚の破局を大きく取り上げたり、芸能界での離婚騒ぎや愛人のめまぐるしい変化などを報じるせいだそうだ。
また、結婚には費用がかかるので、内縁関係も増えているという。(2月25日・ブレティン)