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　アロヨ大統領はこのほど、北ダバオ州都のタグム市で演説、国軍内に「投資防衛部隊」を創設するよう命じたことを明らかにし、特にミンダナオ地方では環境天然資源省と協力して、電力施設を比共産党の軍事部門、新人民軍（ＮＰＡ）などの攻撃から守るよう指示したと述べた。送電公社などによると、アルコバルを名乗る犯罪集団が国家電力公社（ＮＰＣ）や送電公社に対して五千万ペソの保護料を要求、支払わなければ送電塔などを爆破すると脅迫している。これまでに損傷した送電塔は十四基に上る。

　大統領はアルコバルに触れず、「政府側はＮＰＡに雪だるま式に勝利している」と力説、ＮＰＡなど武装反乱勢力やテロリストの絶滅がミンダナオの発展につながると述べた。（21日・ブレティン）