ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2008.2.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
市を増やすのは困る
ロブレガット・サンボアンガ市長は三日、新たに誕生した十六市の昇格に反対する闘争を推進する既存百二十市連盟の立場を断固支持すると表明した。「市連盟は新らしい市の成立に反対しているわけではない。しかし法を曲げての特別措置に反対なのだ」という主張。昨年、議会の特別措置で「州都」の町など十六町が法に基づく適格条件が充たされないのに市に昇格した。市連盟はこの措置に猛反発しているのだ。
市制施行には人口、面積、歳入の面で条件を満たさなければならない。しかし、ラミタン(バシラン州)など新十六市は三条件を充足していない。市が増えて、従来からの市に配布される地方交付金に変化が生じ、既存の百二十市に不満がくすぶり続けている。(4日・ブレティン)